箱根湿生花園入り口にある「レストラン35(サンゴ)」(箱根町仙石原、TEL 0460-83-8861)に本格的な薪ストーブが導入され、12月にはポトフなど煮込む料理の提供が始まる。
オーナーシェフの高山秀幸さんは「薪が燃える炎は、料理に深みが生まれ味を引き立てる。このストーブを使って日替わりランチ用のポトフを調理したい」と話す。3月30日に小田原・巡礼街道から箱根湿生花園入り口に移転してきた同店は、箱根・仙石原で初めての冬を迎える。
レストラン内の暖房を心地よい暖かさにと導入した薪ストーブで、時間をかけて調理した料理の提供を考えていた高山さん。「導入するまきストーブの特性からコトコトと煮込むポトフなどの料理に向いているので、期待していただければ」と話す。
ポトフは、日替わりのランチ(1,800円)で提供される予定。ランチは同店を代表する料理で、現在は箱根山麓豚のローストとビネグレットソースと柑橘胡椒、志村屋米穀店の黒米・緑米とユートピア農園のホワイトコーンを使ったキッシュにドリンクのコース。まきストーブの調理が始まると、ポトフをメインにしたランチのコース仕立ても提供する。
「薪ストーブの導入に向けて、薪割りに忙しい」と高山さん。「今年のクリスマスは静かなサイレントクリスマスを予定している。薪の火を楽しみながら過ごすすてきなクリスマスにしたい。ぜひお越しいただければ」と話す。
営業時間は、11時~14時30分、18時~21時。