富士屋ホテル(箱根町宮ノ下)で館内のクリスマスの装飾が始まり、今年から新たにレストランの入口にワインボトルにより作られたクリスマスツリーも登場した。
クラシックホテルとして人気の高い富士屋ホテル。開業当時から外国人の利用が多いため毎年、オーセンティックなクリスマスディスプレイを施している。今回は新たな挑戦としてホテルを代表するメインダイニング「ザ・フジヤ」の入り口にディスプレイされ、レストラン利用客をクリスマスモードで歓迎する。
使用したワインボトルは、緑味を帯びた赤ワインボトル、黄色味がかった白ワインボトルなど総数204本。ランダムに並べられたボトルが光を反射させ、華やかなクリスマスツリーとなっている。製作には1カ月かかり、ワインボトルツリーを支える什器(じゅうき)は、ホテルの施設管理スタッフが、レストランスタッフの設計に基づき作成。ツリーの高さは約2.3メートル。幅は、約1.8メートル。土台直径は1.1メートル。段数は7段となる。
同ホテルでは「ホテルに受け継がれている歴史ある空間と、ワインボトルに反射した光がとても美しい。夜にはロマンチックに光が灯っているように感じられる。ぜひご覧いただければ」と呼び掛けている。