「湘南ゴールドエナジー」を販売する「UMEMARU Inc.(うめまるインク)」(小田原市荻窪)はスポーツイベントへの協賛活動を加速している。
ご当地エナジードリンクとして発売された「湘南ゴールドエナジー」。神奈川県農業技術センター・根府川分室で「ゴールデンオレンジ」と「温州ミカン」を交配して誕生したかんきつ類「湘南ゴールド」を使って商品化。販売エリアは、小田原を始めとして神奈川全域まで拡大している。
同社では、発売当初からマラソン、駅伝などのスポーツイベントとの関わりを重視してマーケティング活動を展開してきた。推進する守屋佑一さんは「エナジー補給のドリンクであることをダイレクトに訴求するため、スポーツイベントを通したブランディングに力を入れてきた」と話す。
その一環として、競輪の佐藤龍二選手をサポート。選手専用の売店でも販売しているため愛飲中の選手も多いという。11月30日~12月2日には、平塚競輪場で初の「湘南ゴールドエナジー杯」を開催。男子は伊藤拓人選手、ガールズ(女子)は小林莉子選手が優勝し、湘南ゴールドエナジーが進呈された。
大会期間中、守屋さんは佐藤選手とニコニコ生放送の「チャリチャン」に出演。湘南ゴールド誕生の背景などをPR。コメント欄には、飲んで見たいという声が多く表示されていた。
守屋さんは「これからもスポーツを楽しむ人々と共にブランドも成長して行きたい。『湘南ゴールドエナジー』が主催するランニングイベントの企画も進んでいる。地域のブランドが元気になることがエリアの活性につながると思う」と話す。