ハンバーガーをキッチンカーで提供している「Yasuda Burger(ヤスダバーガー)」が2月6日、オープン3周年を迎える。
店主の安田稔弘さんは「西湘・湘南で1番うまいハンバーガー屋を目指している」と話す。そのために、食材にこだわり、下ごしらえに手を抜かず、しっかりと時間をかけて準備したハンバーガーをていねいに焼き上げて提供しているという。
「繊細さのない大味なハンバーガーだろうと高をくくって食べた。そのおいしさに驚いた。作る人の目を見たら真剣そのもの。食材の味をひとつひとつ生かしながら作っていた」と話すのは、小田原で1月27日に開催された「カミイチ」(かみふなかクラフト市)でヤスダバーガーを始めて食べた45歳の男性。「これからはリピーターになる。ヤスダバーガーを食べる楽しみが増えた」と話す。
安田さんは「3年間もよくやってこられた」と振り返る。決して手を抜かない下ごしらえ、長時間労働。「どんなことでもていねいにセオリー通りにやり遂げることの大切さと、辛さを十分すぎるほど味わった」という。
焼き続けているといつしかキッチンカーに行列ができるようになった。パートナーの安田理奈さんとスタッフの 阿部ひとみさんが加わり3人で対応する。安田さんは「続けられたのは食べに来てくれる人の笑顔があったから。これからも、食材にこだわり続け、手を抜かずにハンバーガーを焼き続けていく」と話す。