神奈川県、大井町、ブルックスホールディングス(横浜市)が「未病」をテーマにした施設「me-byo valley BIOTOPIA(ミビョウバレー・ビオトピア)」(神奈川県大井町)を4月28日にオープンする。
2015年に黒岩祐治神奈川県知事主導で、神奈川県西部地域に「未病」の戦略的な拠点づくりの方針が提示され、施設を設置運営する企業の募集が始まった。大井町とコーヒー・茶類などの通信販売事業を展開するブルックスが連携して応募した。
プロジェクトの広報を担当する柿沼信利さんは、「私たちの共同提案が最優秀案として採択され、2016年7月に神奈川県、大井町、ブルックスの三者協定が結ばれたことにより、大井町とブルックスが正式に未病の戦略的エリアの拠点施設としての役割を担うことになった。昨年5月には仮称だった施設名称も、『me-byo valley BIOTOPIA(ミビョウバレー・ビオトピア)』に正式決定した」と今までの経緯を話す。
「食・運動・癒やしなど、さまざまなアプローチで未病への取り組みを行う施設になる」と柿沼さん。4月28日にオープンするのは第1期のエリアで、「BIOTOPIA marche(マルシェ)」「BIOTOPIA office(オフィス)」「BIOTOPIA academy(森の学校)」「BIOTOPIA『the way』(森のみち)」「BIOTOPIA stage(ステージ)」「BIOTOPIA field(フィールド)」で構成される。
柿沼さんは、「第1期オープンでは、食、癒やし、運動をテーマにさまざまな驚きや発見を体験していただくようにする。フルオープンの2021年春まで、継続的に楽しい企画を進めていく」と話す。
既に3月20日を「未病(ミ・ビョウ)の日」として記念日申請し、昨年10月に認定されている。この日に、第1期オープン発表イベントをBROOK’S ME-BYO cafe (東京都渋谷区神宮前6)で開催する。専門家によるの未病についてのトークショーや体験イベントを行う。フルーツ入りのヘルシーティー「未病ドリンク」の試飲や、座りながらできるヨガ体験、アロマオイルを使った癒やしのワークショップなども予定する。開催時間は13時30分~15時30分。