小田急グループの小田急箱根高速バス(東京都世田谷区)は、新型特急ロマンスカーGSE(70000形)」とコラボしてGSEの車体カラーを施した「GSEカラーバス」の運行を5月11日から開始する。
ロマンスカーのデザイン設計者である岡部憲明さんに監修を依頼し、GSEのデザインをバスに展開。バスの車体はGSEのカラーリングと同様、赤いバラの色を基調とした「ローズバーミリオン」、屋根部を深い赤色の「ルージュボルドー」、車体下部は「ムーンライト・シルバー」とし、車体側面にはロマンスカーの伝統カラーである「バーミリオンオレンジ」の帯を入れた。
装備は、オートクルーズ機能やドライバー顔認識カメラによるセキュリティー機能、三点式シートベルト(全席)、USB電源(全席)、フリーWi-Fiなど。
小田急箱根高速バス・運輸営業部長の河内英俊さんは「新型ロマンスカー・GSEのコンセプトである『箱根に続く時(とき)を優雅に走るロマンスカー』を高速バスで再現した。箱根路の旅情を、新宿をはじめ、東京駅、羽田空港、横浜駅から利用される方々にも感じていただける。ぜひ乗車いただければ」と呼び掛ける。