富士屋ホテルチェーンの女性スタッフプロジェクトチーム「F-STYLE PROJECT」は小田原の老舗茶舗「江嶋」(小田原市栄町)と連携して「富士屋ホテルオリジナル緑茶」の販売を開始した。
プロジェクトリーターの井山綾子さんは「6月上旬に商品が届きメンバーで試飲。とても飲みやすくお薦めできると自信を持った。各店で順次発売したところ、梅雨に入ったこともあり、すがすがしい後味が受けて、『さすがに老舗茶舗ならではの味』と好評」と笑顔を見せる。
連携した老舗茶舗「江嶋」は、江戸時代初期の1661年、箱根関所の役人だった初代江嶋権兵衛が東海道の宿場町小田原で創業。以来350余年間、日本の味を提供している。茶葉は静岡県掛川産。温暖な気候と良質な土で育った一番茶葉を使い、深蒸しして鮮やかな色と深くまろやかな味わいにこだわって生産。華やかな香りを実現しているという。
パッケージには、富士屋ホテルが発刊した「We Japanese」内の説明用の挿絵を採用。外国人向けに日本の文化を紹介する書籍で1934(昭和9)年に制作。本文中に「Green Tea」を分かりやすく紹介している。挿絵が受けて海外への土産としても購入されているという。
価格は1,800円(3グラム入りティーパック10袋入り)。富士屋ホテル・別館「菊華荘」、ベーカリー&スイーツ「ピコット」で取り扱う。