「あなたはこの激坂を登り切れるのか?」をキャッチフレーズに「山道最速王決定戦」が開催され、多くのランナーが、標高差981メートル、平均勾配7パーセント、走行距離13.6キロの箱根路に挑戦した。
9月8日午前7時。スタートを前に小田原市内には多くのランナーの姿が見られた。「どんな坂なのか。自分の力で登り切れるのか。そう思って挑戦しに来た」「登り坂のトレーニングをしてきた。全力で登り切る」などの声が聞こえた。
レースが始まると、ゴールを目指して「アネスト岩田ターンパイク」を懸命に登るランナーの姿であふれた。13.6キロがほぼ登りとなるコースのため「かなり辛かったがゴールしたときの感動は忘れられない」と完走したランナーが振り返る。
第2回となる「山道最速王決定戦」。ロードレース男子の部では、1位=武田一哉さん(福島県)、2位=山田雄喜さん(埼玉県)、3位=生澤佑樹さん(栃木県)。女子の部では、1位=石川純子さん(東京都)、2位=篠崎理紗さん(埼玉県)、3位=大原梓さん(東京都)の結果となった。
リザルトは大会オフィシャルサイトで確認できる。