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小田原・曽我地域で「しもそが五郎十郎市」 地域の活性目指して

「しもそが五郎十郎市」の様子(撮影=三浦昌弘さん)

「しもそが五郎十郎市」の様子(撮影=三浦昌弘さん)

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 日本三大仇討ちの一つとして知られる曽我十郎・五郎兄弟にちなんで行われている「しもそが五郎十郎市」が2月16日・17日に「梅の里センター・特設会場」(小田原市曽我別所)で開催された。

「しもそが五郎十郎市」の訴求ビジュアルも話題に

 江戸時代には歌舞伎の演目にもなった「曽我物語」。曽我兄弟が父の仇、源頼朝の寵臣であった工藤祐経を討ったのは1193(建久4)年5月28日。兄の十郎は騒ぎの中で討たれ、弟の五郎は捕らえられたと伝えられている。兄弟の霊をなぐさめるため、毎年5月には「傘焼まつり」が兄弟の菩提寺である城前寺(小田原市曽我谷津)で行われている。

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 「しもそが五郎十郎市」は、地域の活性化を目的に下曽我商工振興会が主催して開催。地元の自治会の協力と参加もあり、今年で14回目で地域のイベントとして定着してきた。

 会場では、下曽我商工振興会に所属する会員店の即売会や飲食ブースが用意され、多くの市民が訪れにぎわいを見せていた。ステージイベントには、小田原北条太鼓、下曽我しらうめ、曽我岸祭囃子保存会、曽我別所祭保存会、歩み会、ママちゃんハウス、さがみ信用金庫 翔舞、踊人&猿子部隊 猿楽、誠心流吟詠会、小田原東高等学校 吹奏楽部、相洋高校 チアダンス部LUSTYなどが登壇して会場を盛り上げた。

 16日には「番傘~闇夜に灯る~Light up illusion」が行われ、手作りで色とりどりの番傘に電球を仕込んだ和モダンで暖かく温もりのあるやわらかな灯りのイベントも行われ、幻想的な絵巻が再現された。観覧者から「番傘があれほど美しくきれいにライティングされたのでびっくりした。とても感動的だった」との声も上がる。

 「しもそが五郎十郎市」を運営する下曽我商工振興会の内野重孝さんは「16日には予想を上回る方々が来場してくれた。こうした機会を通して下曽我になじんで頂き地域を盛り上げていきたい。地元の自治会の協力も大きな力になった」と話す。

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