ザ・プリンス箱根芦ノ湖(箱根町元箱根、TEL 0460-83-1111)が、箱根初のセグウェイを使ったアクティビティーツアー「箱根芦ノ湖セグウェイ自然体験ツアー」を4月19日より開始する。
実施に当たり、昨年10月1日にセグウェイジャパン(横浜市中区)、箱根町(箱根町湯本)と共に3者で設立した「箱根芦ノ湖セグウェイ自然体験ツアー実証実験協議会」が母体となって推進。箱根を訪れる国内外の観光客へ向けて、新たな観光資源の創造を目指して箱根芦ノ湖畔を巡るアクティビティーツアーを行う。
セグウェイは「電動式2輪移動支援ロボット」。足元のセンサーが微妙な体重移動を感知し、前後左右に動く仕組み。箱根湖畔の景色と自然を楽しめる走行ルートは、箱根園コテージウエストから「町道箱113号線」を経由して、箱根九頭龍の森までの全長約4.5キロ。ツアー途中に九頭龍神社の参拝や九頭龍の森の探索が含まれている。
本来、セグウェイは法律により公道を走行することは認められていない。今回、コース内に「町道箱113号線」が含まれているため、国土交通省より「セグウェイに対する車両保安基準の規制緩和認定」を受けナンバープレートを取得して行う。規制緩和認定は、全国で7例目、神奈川県内では横浜市に続き2例目となる予定。
ツアーの立案に加わったプリンスホテルの小島一剛さんは「脚をそろえて走るのは新感覚。新鮮な気持ちで箱根湖畔の自然を楽しめた。セグウェイのスピードも心地良い」と感想を話す。
実施時間は9時30分~12時、13時30分~16時。定員は各回6人。料金は9,000円。実施期間は4月19日~11月30日。普通自動車運転免許、普通自動二輪免許、国際運転免許のいずれかが必要。