小田原漁港周辺の鮮魚店、飲食店、卸業に携わる若手水産関係者から成る小田原地魚大作戦協議会は、漁港のにぎわいづくりを目的に「港の夜市大作戦」を5月25日に開催する。
日本で一番駅から近い漁港と言われている小田原漁港。地魚を中心にした魚が毎日水揚げされ市場はにぎわいを見せている。「港の夜市大作戦」は、小田原の魚に関する情報を広く発信し、小田原漁港周辺エリアの活性化と魅力づくりを推進し観光の資質向上を目指している。
当日は、飲食・物販・PRブースエリアに、新鮮な魚介類を肴(さかな)にする「港の浜焼きビアガーデン」、サバをジューシーに揚げた「とろサバ棒」、貝のだしを利かせた「貝出汁(だし)塩ラーメン」、小田原の地魚を使った「地魚フィッシュ&チップス)」、元力士が振る舞う「浜汁ちゃんこ」、自転車をこいで作る「チャリ氷」、「港のしらすピッツァ」などをそろえる。
特設ステージでは「100キロ マグロ解体ショー」をはじめ、フラダンスやフラメンコの生演奏などイベントを用意する。
漁港のイベントならではの「サンセット&ナイト漁船クルーズ」の人気も高い。小田原の海から夕日や夜空を眺める漁船ナイトクルーズで、海からの自然の光景を45分間楽しむことができるため予約が集中し前売り券は完売した。
小田原地魚大作戦協議会の田川修三会長は「地魚のおいしさと小田原漁港の夜の魅力を発信するために『港の夜市大作戦』を初めて開催する。グルメ屋台にステージパフォーマンス、漁船ナイトクルーズなど、家族や友達連れにぴったり。初夏を先取りできるイベントに、ぜひお越しいただければ」と呼び掛ける。
開催時間は15時~20時。