小田原の「パン工房ジョイ」(小田原市曽我岸)が今年も、インパクトある味で多くのファンがいる「ラムネあんパン」と「コーラあんパン」の販売を始めた。
「食べておいしく、見て楽しいを」をテーマにして商品を開発しているパン工房ジョイ。「ラムネあんパン」は2016年の発売以来、「衝撃的な味」が受けて話題になり、気温が高い日や、湿度の高い日には品切れ状態が続くヒット商品になった。
ノスタルジックな駄菓子を思い出すような味わいのラムネあんを、さわやかなラムネ色の生地で包んだ商品で、生地の色はクチナシ色素で着色するも合成着色料は使っていない。生地にもほんのりラムネの風味を付けている。発売以来、独特の味が受けリピーターが増え気候が暖かくなると「今年はまだですか?」の問い合わせも多くなるという。
「コーラあんパン」は、コーラと餡(あん)の融合に時間をかけて開発した商品。小田原の鈴木製餡所と共同開発した餡を使い、「ラムネあんパン」に次ぐ季節商品の柱となっている。
「パン工房ジョイ」の三浦昌弘さんは「共に『すがすがしい』『リフレッシュする』と評価され支持されている商品。今年も味わってもらえれば」と呼び掛けている。
価格は共に150円。営業時間は水曜の11時~15時。