小田原郊外で民家の軒先で金曜に開催しているマルシェ型イベント「やまださんち」に市民が訪れにぎわいを見せている。
山田勉さんの軒先を借りて開催される軒先マルシェ「やまださんち」。マルシェの立ち上げと運営には2人の主役がいる。1人が、全体のプロデュースと地域へのコミュニケーションを担当した安藤愛紗さん。もう1人が販売台などの什器(じゅうき)をデザインして作り上げた創作家具作家の湊恭汰さん。
2人が持ち前の人脈とノウハウを活用して軒先マルシェ「やまださんち」の運営方法が決まった。安藤さんは、出店者の調整や告知用のビジュアルのデザインを担当。「チラシが斬新な感覚だったので来店した」と話す人も多い。
マルシェなどでは簡易的な商品台を使うことが多いが、「やまださんち」では、商品を置く販売什器にもこだわったという。湊恭汰さんが担当し、什器そのものが価値ある商品になるレベルで用意され使用された。木製の持つ優しさと清潔感が好評という。
10月18日の開催では、話題となっている商品は開店1時間程度で売り切れとなり今後の販売個数の再検討も始めるという。