小田原フラワーガーデン(小田原市久野、TEL 0465-34-2814)で、アヤメ科の花「クロッカス」が次々に開花し見ごろを迎えている。
「春告げの花」とも呼ばれるクロッカス。「黄色や紫のかわいい花が咲き、芝生からぴょこんと生える様子に、うららかな春の訪れを感じることができる」と開花を喜ぶのは、スタッフリーダーの中西七緒子さん。
秋植えの球根植物で、早春に地上すれすれに咲くことから、芝生に横になり観察する人の姿がちらほら。中西さんは「気温の低い曇りの日や、夕方は花を閉じやすいので、観賞の際はご注意を」と話す。
小田原フラワーガーデンでは、3月に入り、遅咲きの梅「見驚(けんきょう)」と、「カワヅザクラ(河津桜)」、「ヒガンザクラ(彼岸桜)」、「おかめ桜」などの早咲きの桜が競うように咲き誇っている。