箱根エリアにあるホテル、旅館、ゴルフ、ウエディング、アミューズメント施設を運営する「プリンスグランドリゾート箱根」は、地域の食材と食文化を継承・発信する「ご当地食再発見メニュー」を提供している。
プリンスグランドリゾート箱根の地域には、希少な食材や生産地ならではの食べ方があり、昔から受け継がれてきた食文化がある。これを大切に継承し未来につないでいくため、ザ・プリンス箱根芦ノ湖、箱根湯の花プリンスホテル、箱根仙石原プリンスホテルの料理長が、地域に根付いた食材の味と魅力を生かしたメニューを、ディナーコースや朝食メニュー内で提供している。
ザ・プリンス箱根芦ノ湖では、赤身は柔らかく脂身はうま味成分を多く含む箱根西麓牛を使った「箱根西麓牛フィレ肉のソテー」をディナーコース内で提供している(1万2,000円)。9月15日まで。
箱根仙石原プリンスホテルでは、富士山の伏流水・国産大豆・にがりを使って独自の豆乳殺菌処理をした豆腐をスムージーにした「御殿場とうふのスムージー」や、御殿場あらびきソーセージ、駿河湾産しらす、小田原産十郎梅干などを使用した料理を朝食メニューの一つとして提供している(2,800円)。3月31日まで。
箱根湯の花プリンスホテルでは、静岡県丹那盆地で育てられた乳牛の良質な生乳や牛乳に、自家製クリームを加えた濃厚な味わいの「丹那特濃乳プリン」を朝食メニューの一つとしてとして提供(2,800円)。8月31日まで。
「丹那特濃乳プリン」を開発した箱根湯の花プリンスホテルの細羽進料理長は「注目されている『丹那特濃乳』の特性を生かして『ご当地食と健康維持』をテーマにした一品に仕上げた。ほのかに甘い濃厚プリンを味わっていただければ」と呼び掛ける。