はこねのもり女子大学は、「アロマで身体と心を調える森ヨガと森林セラピー」を芦ノ湖畔の「箱根やすらぎの森」で8月29日に開催した。20人の参加者は、「森ヨガ」「森林セラピー」「香りのワークショップ」で体と心を癒やした。
旅する発酵料理家の山田雅恵さんが担当した「はこじょ発酵サンド」
1限目は「森ヨガ」。ヨガ指導歴12年のヨガインストラクター・Chicoさんが担当。腸活と肺活で免疫力を上げることを目指すプログラムで、「体を解いて、緩めて、動かして、整える」ための基本動作を体得した。
2限目は「森林セラピー」。ゆったりとした深呼吸で箱根の森林の清々しい空気を体に取り入れる森林散策を行った。担当講師は、森林セラピストの工藤知恵さんと山下剛史さん。
3限目は「香りのワークショップ」。看護師・アロマテラピーインストラクターのYuriさんが担当し、体と心を調える「ミニ・マスクスプレー作り」に挑戦した。生活に欠かすことのできないアイテムとなったマスク。心地よいと感じる精油を選定してスプレーに仕上げた。
昼食は、「旅する発酵料理家」として知られ、麹(こうじ)の発酵調味料「醤(ひしお)」の仕込みや活用方法などを広めている山田雅恵さんが担当。季節を感じる素材と発酵調味料や発酵食材を挟んだ「はこじょ発酵サンド」を提供した。
はこねのもり女子大学を運営する「はこねのもりコンソーシアムジャパン」(箱根町仙石原)代表理事の木村容子さんは「毎回好評の講座で、今回も短い期間で定員に達した。免疫力が注目されていたときだけに参加者からは講座内容が喜ばれた。今後も女性のニーズに対応した講座を開催していきたい」と話す。