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小田原で水産業の活性化目指し感謝祭「Gyo to 魚屋」 イシダイの進呈や食事招待も

1人でも多くの魚好きが増えることを願って「お魚屋さんからの感謝祭!Gyo to 魚屋・第2弾」

1人でも多くの魚好きが増えることを願って「お魚屋さんからの感謝祭!Gyo to 魚屋・第2弾」

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 小田原市公設水産地方卸売市場買受人組合が1月5日から、水産業の活性化を目的に「お魚屋さんからの感謝祭!Gyo(ギョ) to 魚屋・第2弾」を開催し、地域の消費者に魚の魅力や地元の魚屋をアピールし効果を上げている。

「お魚屋さんからの感謝祭!Gyo to 魚屋・第2弾」の訴求ビジュアル

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 「令和2年度水産物販売促進緊急対策事業の支援制度」を活用して行われている「Gyo to 魚屋」。第1弾は昨年12月に行われ、予想を超える反響があった。第2弾は1月5日~2月28日の期間で、「小田原の地魚・無料プレゼント」「3万円相当のお食事ご招待」「無料コンテンツの配信」の3大企画で行われている。

 前回好評だった「小田原の地魚・無料プレゼント」。今回は、磯(いそ)の王者・高級魚として知られるイシダイが小田原市公設水産地方卸売市場買受人組合に所属する店舗で進呈される。配布方法は各店が工夫して行われ、イシダイを丸ごと進呈する場合や、来店客に鮨(すし)にして無料提供する場合など様々。

 実施日は1月26日。配布店は、魚国商店、魚藤(小田原市栄町)、魚鶴商店(同・酒匂)、柏水産、やまや、魚安、大半商店(同・早川)、魚浦商店(同・本町)、魚松水産(二宮町中里)、海鮮市場マルモト(伊勢原市伊勢原)、魚春(秦野市堀山下)、中村水産(同名古木)、二藤商店(真鶴町真鶴)、魚辰(湯河原町宮上)、独楽寿司(大和市桜森)の各店(1月21日現在)。

 「3万円相当のお食事ご招待」は魚料理を作り写真を撮り、インスタグラムに「#小田原gyo飯」をつけて投稿すると、5組20人を小田原の有名料理店の食事(3万円相当)に招待する。投稿は2月7日まで(複数回の投稿も可能)。

 このほか「無料コンテンツの配信」が行われている。鈴木香里武さんによる小田原に水揚げされた魚の不思議な生態解説や、毒舌ライターのぼうずコンニャクさんの小田原の魚の評価、お魚屋さんの一日に密着した動画、食べ比べ体験など魚が好きになるコンテンツを発信。予想を超えるアクセス数になっており反響も多いという。

 運営事務局で小田原市水産課の吉川千景さんは「地元の魚屋さんに来店客が増えるとにぎわいが生まれ、小田原魚市場も活性化。結果として漁師さんも働きがいがある。1人でも多く魚好きが増えればとてもうれしい」と話す。

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