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「旧片浦支所」がワークプレイスにリノベ 自然に囲まれて働くテレワークの拠点目指す

相模湾を一望する丘に立つ「旧片浦支所」

相模湾を一望する丘に立つ「旧片浦支所」

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 JR東海道線根府川駅から徒歩3分の相模湾を一望する丘に立つ「旧片浦支所」(小田原市根府川)を、自然に囲まれて働くことができるテレワークやワーケーションに対応したワークプレイスにリノベーションするプロジェクトが始動した。

築65年を超える「旧片浦支所」内観

 1953(昭和28)年に「旧片浦村役場」として建設され開所した旧片浦支所。翌年の1954(昭和29)年に小田原市との合併により役場から支所になり、地域の行政の窓口として利用されてきたが、2019(平成31)年に役割を果たし業務を終了していた。
2020年秋に解体して駐車場にして活用する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、小田原市への移住希望者からの問い合わせなどが増えたこともあり、方針を転換。テレワークやワーケーションの拠点として活用することになった。

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 運営に当たっては、民間事業者からの企画提案と運営委託の方向として、2021年、民間事業者の募集に向けて事前のサウンディング(調査)を実施したところ、複数の積極的な事業希望があったことからプロジェクトの展開が加速。希望する事業者からの提案を受け付け7月中旬に審査結果を公表し、2021度中のリニューアルオープンを目指している。

 築65年を超える旧片浦支所。趣のある空間は「時の流れと温かみを感じる」と市民や観光客から喜ばれており、無人駅で木造駅舎として知られる根府川駅と、旧片浦支所の2つの昭和レトロな建物を見るために訪れる人も多い。

 小田原市企画部公共施設マネジメント課の細谷夢津美さんは「いつ行ってもすがすがしい気分になる場所。建物のレトロ感を楽しめる。民間事業者の方々のアイデアや運営手法を借りて、いい場所に再生していきたい」と意欲を見せる。

 完成は2022年春を予定する。

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