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箱根で開花に合わせて「あじさい電車」 標高差による見頃の山登り

見頃を迎える中を走行する「あじさい電車」

見頃を迎える中を走行する「あじさい電車」

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 車窓に触れるほど開花した中を走る箱根登山鉄道(箱根湯本駅~強羅駅)はこの時期、「あじさい電車」の愛称で呼ばれている。

幻想的な中を進む「あじさい電車」

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 沿線の開花時期は標高により変化。箱根湯本駅付近(6月中旬~7月中旬)、大平台駅付近(6月下旬~7月上旬)、宮ノ下駅付近(6月下旬~7月上旬・一部中旬)、彫刻の森駅付近(6月下旬~7月中旬)、強羅駅付近(6月下旬~7月中旬・一部下旬)と続き、箱根ケーブルカー沿線では6月下旬から7月下旬まで楽しめる。

 箱根写真美術館の遠藤詠子副館長は「今年は早めに開花したので、既に見頃のスポットもある。ライトアップも始まり、昼と夜の2つの光景が楽しめる。今年は色も形もきれいで、『あじさい電車』の窓から手が届きそう。元気をもらえる」と話す。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、恒例の特別電車「夜のあじさい号」は運休し、通常の「あじさい電車」のみ。夜間のライトアップは実施中。

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