プリンスホテルは、医療従事者を対象に通常の宿泊室料の半額で宿泊できる特別プラン「ブルーエール(Blue YELL)~医療従事者さまへ感謝の気持ちを込めて~」の提供期間を9月30日まで延長する。
「ブルーエール(Blue YELL)~医療従事者さまへ感謝の気持ちを込めて~」の宿泊室料半額プランで使用される客室
4月23日に始めた「ブルーエール」。現在までに芦ノ湖畔にある「ザ・プリンスホテル箱根芦ノ湖」160室、「芦ノ湖畔蛸川温泉龍宮殿」100室の利用があり、予想を超える医療従事者が体と心の休養に利用した。
利用した医療従事者からは、「怖いほど張り詰めた医療現場から解放されリフレッシュできた」「このようなお得なプランでゆっくり過ごせてすごく良かった」などの声が寄せられているという。龍宮殿では、医療従事者が利用する部屋に鶴の折り紙とサンキューカードを置き、感謝の気持ちを伝えていた。利用者から「地域のニュースでこの企画を知り利用させてもらった。部屋に入ったらメッセージカードが置かれていて感激した」と感謝されるケースも多いという。
併せて、このプランで宿泊した場合のみ利用できた直営レストラン・バー・ラウンジを20%引きで利用できるサービスを、宿泊しない利用の場合にも適用し医療従事者への支援を続けていく。
箱根芦ノ湖地区マーケティング戦略のウイセンさんは「コロナ禍が1年以上続き、医療の再前線で奮闘している医療従事者の方へ感謝の気持ちを伝えるのが、この企画。とても好評で、利用者から感謝や感激の言葉を頂きうれしい気持ちでいっぱい。これからもホテルの仕事に誇りを持って社会貢献していきたい」と話す。
同じく「ブルーエール」を担当した賀川陽介さんは「つかの間の箱根での宿泊を終えてチェックアウトする医療に従事する方々。これから待っているであろうコロナウイルスとの戦いの最前線に帰っていく。くつろげただろうか、少しでも元気になられただろうか…そう思うと自然に頭が深々と下がる」とチェックアウトの光景を思い出す。
ウイセンさんは「これからはレストランやカフェのみの利用でも割り引きのサービスがある。シフトなどの関係で宿泊する時間が難しく日帰りのときに利用してほしい」と話し、賀川さんは「ホテルシェフが腕によりを掛けた料理を召し上がって元気を取り戻してもらえれば」と呼び掛ける。
利用に当たっては、職員証、病院に勤務する医療従事者である証明になるものの提示が必要。9月30日まで。