富士屋ホテル(箱根町宮ノ下、TEL 0460-82-2211)のメインダイニング「ザ・フジヤ」の入り口に今年もワインボトルを利用したクリスマスツリーが登場した。
2017年に始めてディスプレーし好評だったワインボトルツリー。耐震補強と改修工事のため4月1日から2年間の休館に入ったが、2020年に再登場し今年で3回目。数多くのクリスマスツリーがある中で「メインダイニングらしいツリー」として来場者から喜ばれている。
もみの木をイメージし、全7段200本の緑のワインボトルを使用。ボトルを支える土台は、毎回ホテルの施設管理課のスタッフによる手作りが恒例。始めてディスプレーした2017年の時には1カ月を費やして制作した。今年も緑のボトルを下からライトを当てて華やかさを演出する。
1930(昭和5)年から90年以上にわたり、富士屋ホテルを象徴するレストランとして親しまれてきた「メインダイニング・ザ・フジヤ」。日本アルプスの高山植物636種が描かれた天井高6メートルの折り上げ格天井や、欄間や柱に施された様々な彫刻など歴史を感じる空間で来場者を迎えている。ワインボトルツリーはそうした空間にマッチし12月25日まで華やかな明かりを灯し続けていく。