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5周年を迎えた「パン工房ジョイ」 小学生の礼状からパン作りの原点を再認識

小学生から届いた礼状からパン作りの原点を再認識

小学生から届いた礼状からパン作りの原点を再認識

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 社会福祉法人永耕会「デイセンター永耕」のパン製造販売部門「パン工房ジョイ」(小田原市永塚)が5周年を迎え新たな年に向けて「更においしく楽しいパンの提供」を目指している。

「パン工房ジョイ」を代表するラムネパン

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 2016年11月2日に週1ショップとしてスタートした「パン工房ジョイ」(当初は「Shopらぼ」)。「見て楽しく食べておいしいパンづくり」をコンセプトに運営してきた。事業を推進する三浦昌弘さんは「オープンした日は晴れ。幸先が良いとみんなで喜んだが、当初は生産量も少なく完売してしまい来店されたお客さんに迷惑をかけた。今では、生産技術も高くなり多くの課題を克服しノウハウも蓄積してきた。その意味では貴重な5年間だった」と振り返る。

 5周年以降をどのように運営すれば良いかを考えていたとき小学生から届いた礼状が三浦さんを始めスタッフのモチベーションを奮いたたせた。地域の小学校からの「まち探検」を受け入れて児童にパン作り体験をしてもらった。その礼状。そこには-

 「パンって こんなにおいしいにおいとはしりませんでした。うっているかわいいもの買いたいです。今日わかったことをクラスの友達や家ぞくに教えたいです。ありがとうございました。」と書かれていた。

 三浦さんは「このことがきっかけになりパン作りの原点を見直しておいしいパン作りに徹する方針が決まった。感謝するのはこちら。今後も小さなリピーターを増やしていきたい」と意欲を見せる。

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