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箱根登山鉄道と登山バスの制服、17年ぶりに一新 「馬車鉄道」ワッペンも

電車・ケーブルカー・バスの現業従業員の制服を17年ぶりに一新

電車・ケーブルカー・バスの現業従業員の制服を17年ぶりに一新

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 小田急箱根ホールディングス(小田原市城山)は、箱根登山鉄道と箱根登山バスが運行する電車・ケーブルカーとバスの現業従業員の制服を17年ぶりに一新し、4月29日から新しい制服を着用する。

箱根登山鉄道のルーツである「馬車鉄道」のワッペンも

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 新制服のデザインコンセプトは「誇り高く伝統を軽快に纏(まと)う」。社員一人一人が、100年以上の伝統を再確認し、国内有数の山岳観光地の交通路を担う「誇り高き山の案内人」として、力強くかつ軽やかに働くことができることを制服に託している。

 コロナ禍により実施が延期になっていた制服の一新計画。観光業の早期の復活を願いつつ、訪れる観光客に箱根の「楽しさ」を楽しんでほしいと制作。機能面は従業員からの意見を積極的に取り入れて、「着心地と使い心地を追求している」という。

 試着して好評なのが、「携行品の保持に便利な複数のポケットと洗練されたシルエット」。併せて、背部に箱根登山電車とバスの共通ルーツである「馬車鉄道」をワッペンで表現しているのも「私たちの企業のルーツを常に意識して働くことができモチベーションが高まる」との意見が出ているという。

 箱根登山鉄道・箱根湯本駅長の柳田幸司さんは「17年ぶりの制服刷新となり心機一転、身が引き締まる思い。デザイン性と作業性が良くなった新しい制服を着用して、箱根に来るお客さまをお出迎えするのを社員一同、楽しみにしている」と話す。

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