連休を迎えた小田原や箱根エリアでは、運営方法の変更や規模を縮小して各種のイベントが実施され、安全なにぎわいづくりへの挑戦が行われている。
5月3日に行われた小田原市恒例の歴史イベント「小田原北條五代祭り」は、名称を「北條五代 歴史と文化の祝典」に変更。北条五代の歴史や文化に関するシンポジウムや規模を縮小した武者隊パレードなどの内容で開催された。本来ならば1700人以上が参加して歴史絵巻を再現するパレードは、参加者を武将役のみとし、250人に縮小して行われた。
小さく開催されているイベントもある。その一つが「北条縁日」。3月30日~4月10日に小田原市観光交流センター(小田原市本町)で開催されていた「三の丸夜桜縁日」が好評で、連休中の開催希望の声も多く、4月29日から復活した(残りの開催日は5月7日・8日)。ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、うまい棒すくい、輪投げ、射的など派手さはないが、縁日感にあふれる催しが訪れた人々を和ませた。