「食べておいしく見て楽しい」をテーマに商品を開発し提供する「パン工房ジョイ」（小田原市永塚）が主力商品の「果肉入りレモンフロマージュ」をリニューアルし、5月18日から加藤農園のレモンをトッピングするデザインに変更する。

「さわやかさ」が特長の加藤農園のレモン

　「果肉が入りジューシーでさわやか」と多くのファンに支持され主力商品に育ってきたが、「更にさわやかさをプラスしたい」との思いでリニューアル作業を開始した。パン事業を推進する三浦昌弘さんは「リニューアルのテーマは『さわやかさのアップ』。あらゆる食材を試してみたがやはりレモンにはレモン。『レモンの輪切り』で果肉が入ったレモンクリームにふたをすることにたどり着いた」という。

　製造スタッフは試作を繰り返し、幾つかの手法を駆使してオーブンに通してみたところ、「焼いてもさわやかさが消えずにジューシーさも残り自信の持てる商品に仕上がった」と三浦さん。試食でも評判が良い結果になったが、現在も改良作業とレシピの見直しを行っているという。

　「楽しいときにはもっと楽しくさわやかに。悲しいときにはさわやかさが2倍に。苦しいときには3倍のさわやかさを感じられるような商品にしたいが、まだまだ挑戦中。味わっていただければ」と話す。

　価格は180円。