箱根をきれいにする清掃活動が、箱根地域のホテルやゴルフ場など14施設の従業員約100人が参加して7月15日に7地域で一斉に行われる。
1992 (平成4)年に始まった箱根一斉清掃。当初はプリンスグランドリゾート箱根のメンバーが箱根・芦ノ湖畔で行っていたが、2010 (平成22)年から賛同する施設の参加があり合同清掃に移行。30回目を迎える今年は、富士屋ホテル(湯本富士屋ホテル・箱根ホテル)、小田急リゾーツ(山のホテル)、藤田観光(天悠・箱根ユネッサン)、箱根ホスピタリティー(ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ)、プリンスグランドリゾート箱根(ザ・プリンス 箱根芦ノ湖・龍宮殿・箱根園・箱根園ゴルフ場・箱根湯の花プリンスホテル・湯の花ゴルフ場・箱根仙石原プリンスホテル・大箱根カントリークラブ)が参加する。
清掃する地域は、箱根町、箱根神社、小涌谷、強羅、元箱根、芦之湯、仙石原の7地域。清掃班(70人)、ごみ回収班(10人)、ごみ処理トラック班(10人)、送迎班(10人)に別れ、9時30分に作業を一斉開始。12時終了を目標に清掃活動を行う。
プロジェクトを推進するプリンスホテルズワールドワイドの賀川陽介さんは「今年で30回目。参加者も慣れてきて清掃すべきクリーンスポットが事前に把握できており、今年も効率良く作業が進むと予想している。旅行需要の回復に期待し、笑顔でおもてなしができるような態勢づくり、環境づくりをしていきたい」と話す。