藤田観光は「箱根ホテル小涌園」(箱根町二ノ平)を、1年後の2023年7月12日に開業する。
1959(昭和34)年に開業した箱根ホテル小涌園。藤田観光が展開する箱根事業の旗艦施設として大きな役割を果たしてきたが2018(平成30)年1月、建て替えのため休業した。新たに開業するホテルは、知名度のある「箱根ホテル小涌園」の名称を受け継ぎ、「ユネッサン」と一体化して「温泉」「自然」「食事」を体験できるホテルを目指すという。
庭園が一望できるロビーは吹き抜けにする。客室数は、カジュアルツイン=22室、スタンダード=101室、和室=15室、ユニバーサルデザイン=4室、デラックス=8室の計150室。宿泊客は箱根小涌園ユネッサンが入り放題となり、滞在中は何度でも楽しめる。夕・朝食ビュッフェスタイルのレストラン、館内2カ所の大浴場、貸し切り風呂、コミュニティースペース、屋外プールなどの施設を用意する。
7月12日の正午より宿泊予約の受け付けをウェブ限定で先行して開始した。