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小田原のマグロ問屋がこだわりの寿司セット 冷凍技術で新鮮さと味を再現

かしわ水産の「『匠の鮪』お寿司セット」で握られた寿司

かしわ水産の「『匠の鮪』お寿司セット」で握られた寿司

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 「まぐろ卸問屋・かしわ水産」(小田原市早川1、TEL 0465-20-3307)は、本格的なマグロの寿司ネタなどを取り揃えた「『匠の鮪』お寿司セット」(1万5,000円)の販売を3月20日から行う。

「『匠の鮪』お寿司セット」

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 こだわりのネタをそろえた「『匠の鮪』お寿司セット」。高級すし店で使われる「天然みなみまぐろ」の大トロ・中トロ・赤身をはじめ、色・ツヤ・身質が良い「バチまぐろ」の中トロ・赤身の5種類を各3貫と、「天然みなみまぐろ」「バチまぐろ」のみ使用した「自家製ネギトロ」をそろえた。

 かしわ水産二代目店主の柏木雄介さんは「マグロ通にも通用するネタだけを厳選。マグロ本来の旨みを極限まで逃がさないように真空冷凍状態にして商品化した。自分で握るためのマグロ、ワサビ、赤酢のシャリをセット。併せて、ステンレス鋼を使用した鮫肌専用ワサビおろしも用意している」と話す。

 マグロネタは、試行錯誤して開発した独自の冷凍技術で新鮮さを失わずに提供。シャリはマグロネタとの相性の良い江戸前寿司伝統の赤シャリを採用。ネタの味を引き締めるワサビは生産農家と連携して風味を損ねない手法で冷凍ワサビを完成させている。柏木さんは「いくつか越えなければならない課題があった。それを一つ一つ解決するのに5年間。やっと3月20日に自信を持って発売できるようになった」と話す。

 発売を記念して10人ほど特別モニターを募集し寿司づくりを体験してもらう企画を実施中。かしわ水産のアプリから申し込める(3月19日まで)。

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