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「ヒサありがとう」感謝を込めて 今年も追悼イベント「ヒサと共に。2022」開催へ

湘南ベルマーレフットサルクラブの本田真琉虎洲選手(#44)は「ヒサはみんなにたくさんのことを残してくれた」と感謝する

湘南ベルマーレフットサルクラブの本田真琉虎洲選手(#44)は「ヒサはみんなにたくさんのことを残してくれた」と感謝する

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 肺腺がんを患いながらも湘南ベルマーレフットサルクラブの選手としてプレーを続け、2020年12月19日に逝去した久光重貴さんを追悼する「ヒサと共に 2022」が、サッカーJ1湘南ベルマーレvs川崎フロンターレのゲームをメインにして9月3日に行われる。会場はレモンガススタジアム平塚のほか、小田原城はライトアップで参加する。

小田原城もゴールドの光に包まれる

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 「小田原アリーナ」を拠点に、神奈川県西湘地域3市8町(小田原市、南足柄市、秦野市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)をホームタウンとしている湘南ベルマーレフットサルクラブ。久光重貴さんは肺腺がんを患いながらも湘南ベルマーレフットサルクラブの現役選手としてプレーを続け、多くの人を励まし元気を与え続け、がん啓発活動や小児病棟への慰問など「フットサルリボン(Ring Smile)」活動も続けてきた。

 久光さんが亡くなった2020年12月19日。湘南は強豪の名古屋オーシャンズと対戦。序盤よりリードされ苦戦。名古屋に粘り強く追いすがる中、本田真琉虎洲選手(#44ほんだまるこす)がゴールを決めて逆転。リードを必死に守り通して勝利した。「ヒサ(久光重貴)が勝利に導いてくれた」と振り返るファンは多い。

 世界小児がん啓発キャンペーン「Global Gold September Campaign」期間である9月3日に行われる「ヒサと共に。2022」。その内容は、サッカーの「2022明治安田生命J1リーグ」第28節・湘南ベルマーレvs川崎フロンターレ(19時キックオフ)、湘南ベルマーレフットサルクラブ選手が出場する「ヒサと共に。2022 チャリティーサッカー大会」(15時30分~16時30分)、「ヒサと共に。2022」特別映像公開(試合前に大型ビジョンで上映)、「フットサルリボンブース」、「ヒサと共に。2022」ブース、「ヒサと共に。2022」募金(以上、15時~19時)が行われる。

 当日に配布されるマッチデープログラムの裏面は「ヒサと共に。2022」特別バージョンで選手入場時に掲げてスタジアムをゴールドに染める。併せて、江ノ島電鉄が「江の島シーキャンドル(展望灯台)」を実施。小田原市も昨年に続き小田原城をゴールドにライトアップして追悼する。

 本田真琉虎洲選手(#44)は「ヒサはみんなにたくさんのことを残してくれた。『ヒサと共に。2022』に参加いただき、一緒にサッカーとフットサルを楽しんでいただければ」と話す。

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