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大観山のカフェで初秋の味「マタンゴカレー」 先代店主の仕込み姿から命名

オーダーが増えた初秋の味「マタンゴカレー」

オーダーが増えた初秋の味「マタンゴカレー」

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 箱根大観山にあるバイカーズカフェ「DAMMTRAX CAFE(ダムトラックスカフェ)」(湯河原町鍛冶屋、TEL 0460-83-6592)に初秋が訪れ、秋の定番メニュー「マタンゴカレー」(1,500円)のオーダーが増えてきた。

初代オーナーの川合涼子さん(右)と2代目の田中勝則さん(左)

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 3種のキノコとソーセージの上に2種類のチーズがかかる「マタンゴカレー」。濃厚な味がバイカーにうけて売れ筋メニューになっている。初秋から注文が多くなり、中にはこれだけを味わいに訪れるバイカーもいるという。

 店主の田中勝則さんは「9月に入り富士山がきれいに観賞できる頃になると『マタンゴカレー』を味わいに来るリピーターが来店する。3種類のキノコと2種類のチーズの相性が好まれているようだ。『マタンゴカレーと命名された理由は?』とよく聞かれる」と話す。

 現在の店主・田中さんは2代目。事業を立ち上げた初代は川合(安藤)涼子さん。川合さんは朝早くから仕込みをして自らが納得するカレールーを作り続けていた。「川合さんは、当時ニット帽を被って仕込みをしていた。常連客がその姿を見て、『まるでを妖怪マタンゴのようだ』と表現したことがきっかけになったと聞いている」と話す。

 現在でもその当時からのリピーターが訪れ、「マタンゴカレー!」と注文していくという。田中さんは「それだけ愛されているメニューで当店を代表する味。ぜひ味わってもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は、平日=9時30分~16時、土曜・日曜・祝日=7時30分~17時。

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