小田原駅前の東通り商店街は10月23日、商店街のにぎわいづくりを目的にしたイベント「秋はやっぱり外呑(の)み横丁」を、商店街200メートルを通行止めにして開催する。
東通り商店街に加盟する店や定連客の要請に応えて2年ぶりに再開する「外呑み横丁」。各店の商品をテイクアウト形式で購入し、テラス席で味わうシステム。2020年に2回開いた際には多くの市民が集い、東通り商店街の代表的なイベントになった。2021年は神奈川版緊急事態宣言の発出を受けて中止になっていただけに楽しみにする市民も多い。
推進メンバーで商店街で店を経営する二見洋一さんは「テラス席で複数の店の料理などを味わえることが受けて好評だった。加盟店や常連客から再開の声が寄せられていた。苦労と苦労を重ねて生き続けてきた店と、その店を応援し支え続けた常連客や市民の皆さんの笑顔が帰ってくる。それだけで私たち店主は元気になれる。本気のイベント」と力強い。
商店街の店に通う常連客の一人は「商店街を歩行者天国にして外飲みイベントが2年ぶりに復活できてうれしい。通行止めにした商店街が秋のビアガーデンになる。楽しみにしている」と話す。
開催時間は12時~20時。