箱根芦ノ湖畔のプレジャーランド「箱根園」(箱根町元箱根)は1月10日から55日間にわたり、冬だけ出現する「雪・そり遊び広場」の営業を行う。
今年で 26 シーズン目を迎える「雪・そり遊び広場」。天候に関係なく雪を作る造雪機(ICS=アイスクラッシャーシステム)を使い、ゲレンデコンディションを整えている。施設は2種類で、「そりゲレンデ」は25メートルの幅で長さが40メートル。積雪は50センチを維持する。「雪遊び広場」は縦横8メートルで、6度の斜度で安全な雪の広場を提供する。
箱根園の稲葉健二さんは「ここでゲレンデデビューした父親が子どもを連れてデビューさせに来園したり、雪遊び広場にある箱根園の中でも富士山が最も眺めが良いスポットで毎年撮影する家族がいるなどリピーターが多い」と話す。
恒例の地元幼稚園児を招いてのオープニングセレモニーは行わず、ゲレンデの入場制限やアルコール消毒液の設置など感染対策を講じて営業する。稲葉さんは「箱根にも外国人観光客が増えてきており、旧正月の春節(1月22日)には雪のない台湾やタイなどアジアからの観光客も来園しにぎわう見込み。箱根の冬を楽しんでいただくようにお迎えしたい。ぜひ『雪・そり遊び広場』へお越しいただければ」と呼びかける。
営業時間は9時~17時。入場料は大人・子ども共通で800円(2時間、そり付き)。レンタル用品は、ウエアセット=800円、シューズ=500円。手袋は350円で販売する。3月5日まで。