奥湯河原の懐石料亭旅館「海石榴(つばき)」(湯河原町宮上)が4月18日、毎年恒例の初夏を彩るイベント「蛍の夕べ」に合わせた特別プランの予約受け付けを始めた。
「海石榴」と隣接する姉妹施設の「山翠楼SANSUIROU」の一帯は、環境維持と庭園の手入れが継続されているため、初夏になるとホタルが毎年出現する。夏の風物詩となっている催し「蛍の夕べ」では、淡く優しく光り、夜の庭園に舞うホタルが鑑賞でき、幻想的な世界を生み出す。
当日はロビーで夕涼みをしながらホタル観賞ができるほか、冷やしラムネや線香花火を用意し、郷愁ある演出を行う。
両施設を経営する野口リゾートマネジメントの力石正和さんは「毎年の恒例行事として行っている『蛍の夕べ』。宿泊客の皆さまに喜んでいただいており、毎年お越しになる方いる。喧騒(けんそう)を忘れ、日本の初夏を楽しめるので、ぜひ来館を」と呼びかける。
特別宿泊プラン「静寂な夜と初夏の風物詩~光り輝く蛍の夕べ~」(大人2人1泊の料金=10万8,130円~)では、「鮑(アワビ)の柔らか煮」か「日本酒3種飲み比べセット」のどちらかを選べるほか、「夏の風物詩 扇子」「お部屋で独占 蛍鑑賞セット」「花火セット」の進呈など4つの特典を用意する。