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芦ノ湖畔・山のホテルで「つつじ・しゃくなげフェア」 75周年記念企画も

三分咲きとなった小田急山のホテルの庭園(撮影=4月16日)

三分咲きとなった小田急山のホテルの庭園(撮影=4月16日)

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 開業75周年を迎える箱根芦ノ湖畔「小田急山のホテル」(箱根町元箱根、TEL 0460-83-6321)が4月27日から、「つつじ・しゃくなげフェア2023」を実施する。毎年、開花が三分咲きになった時点で開催している

「つつじ・しゃくなげフェア」開催中の庭園(前回の様子)

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 3月からの温暖な気候の影響で、例年に比べ早く開花する見込みとされてきた開花状況。ここ数日間、寒さや雨が続いたことから開花スピードに若干の遅れも予想されたが、4月26日の開花状況から「27日開催」を決定した。

 今年の「つつじ・しゃくなげフェア」では、ホテル開業75周年記念企画として富士山や箱根を撮り続けているフォトグラファーで箱根写真美術館館長でもある遠藤桂さんの作品展「遠藤桂 写真展~悠久の富士・箱根~」(5月18日まで)を開催。遠藤さんの祖父である山田應水(1880-1964)が撮影した古写真も展示する。

 併せて、遠藤さんが指導する「箱根写真美術館・遠藤桂館長による写真の撮り方セミナー」(5月9日10時~12時)も開催。山のホテルの庭園に入って撮影し、作品へのアドバイスを受けられる。

 ツツジ・シャクナゲ研究者で日本植物園協会専務理事の倉重祐二さんを招いて「ホテル開業75周年記念特別講演」(5月8日11時~12時)も開催。「後世に残すべき植物遺産でナショナルコレクション認定された庭園のツツジとシャクナゲの魅力に触れる講演会になる」という。

 小田急山のホテル施設管理スペシャリストの大橋明雄さんは「3月からの温暖な気候の影響で、例年に比べ1週間ほど早く開花する見込み。現在の予想では、5月10日前後まで見頃が続く。今年は少し早めに庭園にお越しいただければ」と呼びかける。

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