小田原箱根経済新聞の2023年上半期PV(ページビュー)ランキングで、「おおいゆめの里」の早咲き桜の見頃を紹介する記事が1位に輝いた。今回のランキングの特徴は、桜や梅の開花情報を伝える記事がベスト10に5本もランクインしたことで、今までにない傾向になった。
1位になった「おおいゆめの里」の早咲き桜を紹介した記事の写真は、小田原箱根地域の風景や暮らしにレンズを向け続け、数多くの写真コンテストで優勝する実績を持つ小澤宏さんが撮影を担当した。
小澤さんは「桜を撮影するときにいつも写真家の木村惠一先生からいただいた言葉を思い出す。『第3回桜愛好家フォトコンテスト』で特選に選ばれたときに先生から『すばらしい写真』とほめられたことが、今でも写真を撮り続けていくモチベーションになっている。桜を撮影した作品が1位になり見ていただいた方々に感謝したい」と話す。
2位にランキングされたのは、芦ノ湖畔「箱根園」にある「湖畔の一本桜」を紹介した記事。標高や環境のことを考えて5本の桜を植栽。5本が1本の桜となり咲き続けていることからファンも多く訪れる人も増えている。
箱根園の森朝美さんは「箱根園の春のシンボル『湖畔の一本桜』がランキング2位になりとてもうれしい。この桜を見るため毎年多くの方々が来園し懸命に咲き続ける桜にエールを送り元気と勇気をもらっている。次の春も咲き誇ってもらえるように祈っている」と桜に思いを寄せる。
3位には、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」を主力商品にするカフェ「MAI CAFE」を紹介する記事が入った。ベトナム南部・ホーチミン出身で小田原在住のトゥイさんが経営。レバーペースト、豚ハム、パクチーなどを小麦パンで挟んだベトナム流のサンドイッチを日本の人に合うように調整していることからファンも多い。
トゥイさんは「多くの人が記事を読んで頂き私たちのことを知ってもらった。ベスト3に入れてうれしい。これからも『おいしい』と言われるように頑張りたい」と意欲を見せた。
ランキングは、今年1月1日~6月30日の半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 「おおいゆめの里」の早咲き桜が見頃へ 河津桜と富士山の共演に訪れる人も笑顔(2/25)
2. 箱根園「湖畔の一本桜」が4月中旬に見頃 寄せ植えの大島桜が元気与える(4/2)
3. 小田原にベトナムカフェ「MAI CAFE」オープン ベトナムサンド「バインミー」提供(2/23)
4. 酒匂川・早咲き桜「大漁桜」が満開 縁起の良いネーミングで訪れる人も(3/10)
5. 箱根にミュージアムパーク「はこにわ」 大人も「コドモ」になれる施設目指す(4/6)
6. 西湘PAに「ワイルドバーガー」 相州牛肉厚パテの味を提供(5/12)
7. ミナカ小田原で「ぱんマルシェ」 地域話題の20店舗が勢ぞろい(4/23)
8. 湯河原梅林で紅梅や白梅など4000本が見頃 恒例の「梅の宴」も開催中(3/4)
9. 小田原「曽我の梅園」で3万5000本の梅が見頃 早咲き・遅咲き勢ぞろい(2/22)
10. 小田原漁港で「小田原あじ・地魚まつり」 「さわる水族館」や鮮魚販売も(5/3)
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