食べる

湘南ゴールドエナジーが新たな味わい方を提案 「ゴールドエスプレッソ」

「湘南ゴールドエナジー」を使った新しい飲み方「ゴールドエスプレッソ」を提供する小田原市鴨宮の「かげつカフェ」

「湘南ゴールドエナジー」を使った新しい飲み方「ゴールドエスプレッソ」を提供する小田原市鴨宮の「かげつカフェ」

  • 0

  •  

 「湘南ゴールドエナジー」を販売する「UMEMARU Inc.(ウメマルインク)」(小田原市荻窪)は、小田原の老舗コーヒー店「スズアコーヒー」と連携して新しいコーヒーの飲み方「ゴールドエスプレッソ」の普及に注力している。

2010年頃から北欧のカフェで誕生した「エスプレッソトニック」に着目

[広告]

 2016年5月に販売を開始し、小田原ブランドとして知られる「湘南ゴールドエナジー」。神奈川名産のかんきつ類「湘南ゴールド」の果汁を使用したエナジードリンクとして定着してきた。

 ブランディングを統括する守屋佑一さんは「今年で7年目を迎えた『湘南ゴールドエナジー』。新しい味わい方を模索している中で、2010年頃から北欧のカフェで誕生した『エスプレッソトニック』に着目した。オーストラリアでは2013年頃から夏の飲料としても定着。日本でも2015年頃から提供しているカフェが増加していた」と経緯を振り返る。

 守屋さんは「レッドブル」や「ドクターペッパー」でアレンジする飲み方も出現してきたことから西湘・湘南にふさわしい飲み方の開発を始めた。連携したのが小田原で1956年に創業した老舗コーヒー店「スズアコーヒー」。レシピに焙煎(ばいせん)士である鈴木雄介さんのアイデアを導入した。

 そのレシピは、14オンスのカップに氷、湘南ゴールドエナジー1本に濃厚なエスプレッソをシングルで加える方法。「エスプレッソの苦味が湘南ゴールドエナジーの甘みを中和して、フルーツティーのような風味とほのかな苦味が感じられるようになった」と守屋さん。「ゴールドエスプレッソ」と命名した。

 6月24日にコーヒー関係のイベントに参加しテスト販売を試みた。守屋さんは「コーヒーのイベントでもあることからコーヒー感を強めにして提供したところ反応が良く、『リピートしたい』との声も聞こえたことから、賛同するカフェなどの流通チャネルを通して地域市場への導入に踏み切った」と話す。

 手始めに小田原市鴨宮の「かげつカフェ」での提供が始まっており、現在、数店が提供準備を進めているという。守屋さんは「リージョナルブランドとして定着しつつある『湘南ゴールドエナジー』にとって、新しい味わい方や飲み方の提案は必要不可欠。ブランドの魅力を輝かせることにつながる。今後もこうした提案を継続していくことが私の役割」と先を見据える。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース