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真鶴にファミリー向け「クスクスグランピング真鶴」 体験型キッズクラブ併設

クスクスグランピング真鶴のセンターハウス

クスクスグランピング真鶴のセンターハウス

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 エコツーリズム事業を行う「スチームン」(足柄下郡真鶴町)は、真鶴町にファミリー向けグランピング施設「COUSCOUS Glamping Manazuru(クスクスグランピング真鶴)」を10月25日にオープンする。

7つの個性ある宿泊テントを用意

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 「スチームン」は、中米・ベリーズでの起業や国内でのITや海外進出支援事業の企画・マーケティングを経験してきた藤田健さんと、環境認証審査機関や環境保護団体で自然保護や企業の社会的責任に取り組んできた熊澤誠人さんが共同代表として運営する。2人はいとこ同士で、ほかのチームメンバーも神奈川県を故郷とする幼なじみやその兄弟姉妹。いずれもキャンプ仲間でもあるという。

 施設名の「COUSCOUS Glamping Manazuru(クスクスグランピング真鶴)」は、子供たちの笑い声の「くすくす」、真鶴町にゆかりのある地中海で産まれた食材の「クスクス」、真鶴の町木で施設内にも大木がある「クスノキ」の3つに由来している。

 コンセプトは「サステナブル」「ソーシャルグッド」「ホスピタリティ」の3つで、ファミリー向けに特化した。敷地内に「クスクス キッズクラブ」を併設し、ゲストの子供たちのために自然環境の中で過ごすプログラムを用意。科学と算数の体験型プログラムを取り入れた自然の中でのアクティビティを通じて、子供たちの自発性・自主性や感受性、柔軟性、想像力、問題解決力を育むカリキュラムで行う。両親のもとを離れて独自で楽しみながら体験学習できる。キッズクラブ参加中は、両親はリラックスしたり大人向けアクティビティをして過ごすことができる。

 施設内はワーケーション環境も整備。無料で高速Wifiを利用でき、ストレスフリーでWEB会議などを実施できる。自然環境の中でリモートワークをすることで新しい発想がうまれ効率化も見込める。ワーケーション会員同士が焚き火を囲んで交流することも視野に入れている。

 共同代表の藤田さんは「元々の地形・植生をほとんど変えずに整備し、空き家を改修してセンターハウスに使用。建材には古材を使用し、通路には神奈川県のダムに流れ着いた流木をウッドチップにしたものを敷いている。電力や食材、アメニティなどにもサステナブルなものを選択し、ゲストと一緒に次世代につなぐ環境や社会の未来を考える取り組みを行なっていく」と話す。

 施設は3方向を海に囲まれた真鶴半島の根元に位置。約5,700平方メートルの場内には7つの宿泊テントのほか、シャワー・トイレ・レストラン・バーのあるセンターハウス、アウトドア遊具のあるプレイグラウンド、ゲスト同士が交流できるファイアプレイスなどを整えている。

 食事は魚介類、ジビエ、地元産野菜など、地域ならではの素材を使った「キャンプ家庭料理」。各宿泊テントにはグリルがあり、バーベキューやダッチオーブン料理などが楽しめる。

 藤田さんは「ファミリーを大切にした施設とプログラムで運営。価値ある体験と時間と家族の笑顔を提供していく。ぜひ利用していただければ」と呼びかける。

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