南足柄のふくざわ公園(南足柄市千津島)沿いの農道で現在、700本の酔芙蓉(スイフヨウ)、100本の芙蓉(フヨウ)や彼岸花(ヒガンバナ)が見頃を迎えている。
原風景を思わせる南足柄市千津島地域。どことなく懐かしさを感じることができるため散策を楽しむ姿が多く見られる。
酔芙蓉は朝に白い花を付けるも昼頃からピンク色に変化していく不思議な花で、朝咲いて夕方にはしぼんでしまう「一日花」。酒に酔い顔色が変化するように見えることから、「酔」の文字を付けて命名されたという。
9月26日現在、彼岸花は満開で、酔芙蓉は開花が進み見頃を迎え始めている。観賞できる小道はいつしか「酔芙蓉農道」と呼ばれるようになり、時間差で訪れ変化する花の色を楽しむ人も多い。