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湯河原で「粋な温泉文化めぐり」 温泉街の歴史と文化にふれる体験イベント

主催する「Beer Cafeかどや」店主の相原幸典さん。「湯河原には粋な温泉文化が生きている」と話す

主催する「Beer Cafeかどや」店主の相原幸典さん。「湯河原には粋な温泉文化が生きている」と話す

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 歴史ある湯河原温泉街と登録有形文化財に指定されている老舗旅館などを巡り、温泉文化を体験する「粋な温泉文化めぐり@湯河原温泉」が11月12日、観光交流施設「Beer Cafeかどや」(2階「おちあい座」)などで開催される。「湘南邸園文化祭2023」の一環。

地歌演奏家の上田恵子さん。地歌の演奏風景から

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 プログラムは「粋な温泉文化めぐり」と「温泉文化体験会」の2部で構成。1部「粋な温泉文化めぐり」では、講師に郷土史家の加藤雅喜さん、俳句結社「俳句座・シーズンズ」「春野」所属で俳人協会会員の和田始子さん、建築家の杉本洋文さんを迎える。文化財登録された老舗旅館の伊藤屋、藤田屋、富士屋、上野屋のほか、万葉亭・万葉公園などを巡りながら街歩きをして温泉文化に触れながら俳句を詠んで楽しむ。

 第2部「温泉文化体験会」では、地歌演奏家の上田恵子さんを迎えて「影法師」をテーマにした曲の地歌演奏を聴く。後半は参加者が1部で詠んだ俳句の中から一部を取り上げて上田さんが演奏する。

 主催する「Beer Cafeかどや」店主の相原幸典さんは「湯河原には粋な温泉文化が生きている。島崎藤村、芥川龍之介、谷崎潤一郎、小林秀雄、与謝野晶子、山本有三などの文豪たちも筆を走らせ続けた疲れを温泉に入り温泉文化に触れることで癒やしていたはず。そんな湯河原を巡りながら粋な温泉文化を体験する。ぜひ参加を」と呼びかける。

 1部「粋な温泉文化めぐり」の開催時間は13時~15時15分。参加費は2,000円。2部「温泉文化体験会」の開催時間は15時30分~17時。参加費は3,000円。定員は共に30人。

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