神奈川県水産技術センター相模湾試験場(小田原市早川1)が主催する「相模湾で獲れる四季の魚・親子料理教室」が10月16日、小田原漁港で開催された。同料理教室は5回連続で行われるもので3回目。今まで魚のさばき方や干物づくりなどを体験してきた。
今回は、イサキやソウダガツオなど定置網で捕れた魚を使った料理教室で、小田原市漁協女性部が協力。威勢の良い浜のおかみさんたちが調理を直接指導した。獲れたての新鮮な魚を使って、薩摩揚げ、お刺身、天ぷらなどが次々にできあがり全員で試食。会場には「おいしい」の声が響いた。
同試験場の中川研さんは「小田原の新鮮で素朴な魚料理が好評で、おいしさを実感できたようだ。1番おいしい魚の食べ方を教えてもらい、みなさんは大変喜んでいた。これを機に、ぜひ魚を食べる習慣を身につけてほしい」と期待を寄せる。
今後は、「ワカメ刈り取り体験」(2011年2月20日、小田原漁港)、「アンコウのつるし切実演及び体験と料理教室」(同3月26日、小田原漁港)を予定している。