「おちあい座」(湯河原町宮上)を運営する相原幸典さんを中心にして、短編映画の制作支援と若手映画人の育成、映画祭の開催などを目指す「湯河原シネマサポーターズ(仮称)」が設立された。相原さんは「4月6日、暦の『大安・なる・母倉』という吉日の今日設立した。良いスタートになれば」と話す。
4月6日に行われたFM熱海湯河原の番組「世にもたよらにラジオ」の収録の際に、番組内で「湯河原シネマサポーターズ」の設立が公表された。4月16日(19時~20時)に放送される。
相原さんは「全編、湯河原で撮影された短編映画『ビー・プリペアード』。湯河原がドラマの中で見事に描かれていることにまず驚き、東京国際映画祭で新たなる才能発掘を目的にした「Amazon Prime Video テイクワン賞」を受賞したことに心が揺れ動いていた。作品を見て大爆笑し、心が癒やされた」と作品を評価。3月16日・17日に湯河原で凱旋上映会を主催した。
「大変好評で、このような作品の上映会を続けてほしいとの声や、湯河原で若き才能の発掘に協力していきたいとの願いも出たことが『湯河原シネマサポーターズ』設立のきっかけになった」と経緯を話す。
今後、賛同するメンバーによる組織の編成や具体的な活動計画を立案していく予定で、将来的には湯河原映画祭などの開催も視野に入れる。併せて、協力者も募るという。