小田原スポーツ会館(小田原市南町1)で11月7日、剣士300人を集め演武と剣道大会で成る「北條剣道会」が開催された。主催は小田原剣道連盟で、開催は今年で4回目。
演武は「日本剣道形(かた)」「組太(くみたち)」「剣道基本技稽古法」、さらに「試し斬り」も行われ会場は盛り上がった。その後は剣道大会となり、日ごろの修練を発揮しての個人戦が行われた。
「第29回少年少女個人戦剣道大会」と「第8回一般段別個人戦剣道大会」とを包含した形で行われた大会には、小学3年生から一般までが参加。小学生は200人の剣士が集まったほか、3年生以下の児童による「風船割り」は、「北條氏綱隊」「氏康隊」「氏政隊」「氏直隊」の北條四隊に分かれて競い合い、にぎやかな大会となった。
同連盟の遠藤義幸会長は「剣道を通して感謝の心を身につけ、心が温かな人になってもらいたい」と希望を話した。