素焼きの「つぼ」にふたをして芋をじっくりと蒸し焼きにする「つぼ焼き芋」の移動店舗「やきいも日和(びより)」が小田原に出店し、行列ができた。
軽トラックにつぼ3台を積み、イベント会場などで移動販売を行っている同店。正月は人出の多い小田原を中心に販売を行った。
店主の長橋徹(ちょうはし・とおる)さんは「つぼの中でさつま芋をつるして200度で蒸し焼きにするため、芋が持っているうま味や水分が逃げないのがおいしさの理由。しっとりとして芋本来の味が残っている」と話す。「歴史は石焼き芋より古く、昭和の初期には八百屋さんの店先で売られていた。つぼで蒸すとそのころの味が再現される」とも。
出店場所などはツイッターでツイートして知らせる。