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小田原かまぼこの老舗・籠清、「魚うどん」を限定発売-日常商品目指す

1924(大正13)年に再築した本店の軒先に掲げられたケヤキの厚板を使った看板は三井物産の創設者、益田孝(鈍翁)の筆によるもの

1924(大正13)年に再築した本店の軒先に掲げられたケヤキの厚板を使った看板は三井物産の創設者、益田孝(鈍翁)の筆によるもの

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 小田原かまぼこの老舗「小田原籠清」(小田原市本町3、TEL 0465-22-0251)が1月に数量限定で発売した、魚麺を使った「魚(とと)うどん」が人気を集めている。

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 商品開発に積極的に取り組む同店は、毎月限定商品を出している。1月の商品として発売された「魚うどん」は1,500食限定で、黄色と白の鮮やかな2色の麺と、だしや浮き身とセットにした。これまでのかまぼこのイメージにはない「温かいもの」である点が特徴。

 商品開発室室長の大矢敏夫さんは「かまぼこは正月などに食べられることが多いが、日常的に年間を通して食べてほしい。そのために鍋一つででき、おわんで軽く食べられるものをと開発した。『子どものおやつにちょうど良い』との意見もあり、家庭に定着しつつあるのがうれしい」と話す。

 本店の営業時間は8時30分~18時30分。2月上旬に限定数売り切れ予定。

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