小田原鋳物のオリジナル風鈴を手作り体験できる「風鈴講座」がNPO法人「小田原鋳物研究所」(小田原市曽我原 TEL 0465-42-1937)で開かれている。
小田原鋳物は伝統工芸の一つで、砂型に溶けた金属を流しいれ作るもの。国会議事堂で議長が使う振鈴や映画「赤ひげ」に出てくる風鈴に使用されている。
講座で使用するのは「さはり材」という錫の割合が高い銅合金。同研究所は、さはり材が他の材料と比べて優れた「いやし音」を出すことを調査・研究している。理事長の上島国澄さんは「他の鋳物風鈴とは違う、さはり材独特の音色・ゆらぎを体感してほしい」と話す。
受講は5名以上、費用は1名7,000円。10時~15時。