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小田原の米穀店、地元産米粉普及活動で受賞-フード・アクション・ニッポン

賞状を掲げる志村さん

賞状を掲げる志村さん

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 食料自給率向上を推進する「FOOD ACTION NIPPON」推進本部が、優れた取り組みを表彰する「フード・アクション・ニッポン アワード2010」を開き、小田原の「志村屋米穀店」(小田原市浜町、TEL 0465-24-2224)が受賞した。

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 受賞したのは「プロダクト部門」。食料自給率向上に寄与する、生鮮品、加工食品、外食メニュー等の商品に贈られる。

 近年、自給率の低い小麦粉の代替として「米粉」が利用され、米粉パンなど身近な食材として定着している。同店は2006年から小田原産の米粉の取り扱いを始め、業務用の利用提案、イベント会場での販売など「米粉の普及活動」を継続して行っている。今回、これらの取り組みが認められた。

 店長の志村成則(しげのり)さんは「当初、地元には全く普及しておらず地道な活動が必要だった。後にメディアで広まり、現在は一般の方も使うようになった。最近は米粉の料理教室も開いている。もっと利用者が増えるように活動を続ける」と話す。

 商品は「米粉(微粒)」(380円)、「パン用米粉」(380円)、「パン用米粉(玄米入り)」(430円)の3種。各500グラム入り。小田原産の米を使い、小麦粉の代用として使いやすいように従来の上新粉より細かくひいてある。

営業時間は8時30分~18時30分。日曜・祝日定休。

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