廃校となった小田原市立片浦中学校の校舎を利用したアートイベント「片浦中学校であそぼう」が3月12日から開催される。

　旧片浦中学校は生徒数の減少により2010年3月に廃校。小田原市は廃校舎を活用するため、アイデアを企画・実践できる団体や個人を募集してきた。応募期間は今年3月31日まで。

　同イベントの企画者は同校を卒業し自身も作家である、たかはしあやこさん。校内で作家15組の作品を展示するほか、2組の音楽室ライブ、教室のスクリーンで3本の映画上映を行う。期間中は、粘土でマラカスを作りミュージシャンと演奏したり、屋外でハンモックに揺られながら俳句を詠む「ハンモッ句会」など、趣向をこらしたワークショップも開かれる。

　期間は3月26日まで。入場無料。ワークショップは各2,000円。