桜のトンネルが満開、見頃に-小田原の武家屋敷の面影残す並木道

散りぎわになると春の風に花びらが舞い上がり幻想的な風景が広がる

散りぎわになると春の風に花びらが舞い上がり幻想的な風景が広がる

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 国道1号線の南側に並行する小田原・西海子小路(さいかちこうじ)の桜並木が満開となり、見頃を迎えた。

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 西海子小路は北條時代からの横丁の名を多く残し、整然と並ぶ武家屋敷の町並みを今に伝えている。周辺は谷崎潤一郎など多くの文人たちが居を構えた地としても知られ、西の端にある御厩小路は芥川龍之介の「トロッコ」の舞台にもなった。約400メートルの通りに51本のソメイヨシノが桜のトンネルを作り、隠れた花見スポットになっている。

 散策に訪れたり車で通りすがったりする人たちは、空を覆うように咲く花に足を止めている。

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