小田原城址公園にあったインドゾウの「ウメ子」のゾウ舎が解体され、跡地にウメ子のレリーフが設置された。
ウメ子は1950(昭和25)年、推定3歳で小田原へやって来た。その後60年近くもの間、小田原のシンボルとして市民や観光客に親しまれたが、2009年9月、推定62歳(当時の国内最高齢で人間の年齢に換算すると約100歳)で死亡した。
レリーフは1956(昭和31)年に西村楽天氏から寄贈されたもの。ゾウ舎は3月14日から解体が始まり、整地後に小田原城本丸の説明版の設置とともに下の石張り部分にレリーフを埋め込んだ。