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小田原で北条氏の魅力を発信するシンポジウム-大河ドラマ化目指す

松平定知さん(左)、小和田哲男さん(中)、火坂雅志さん(右)

松平定知さん(左)、小和田哲男さん(中)、火坂雅志さん(右)

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 小田原市民会館(小田原市本町)で9月23日、「北条五代シンポジウム~北条氏百年の足跡~」が開催された。主催は小田原市と自治総合センター。

 同シンポジウムを共催した北条五代観光推進協議会は北条氏ゆかり地、8市2町が連携。同日に採択した「北条五代観光推進宣言」では北条氏の思想をまちづくりに活かし、魅力を全国に発信。北条氏ゆかりの地の交流を進め、大河ドラマ化に向けて力を合わせることが宣言された。

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 第1部は小和田哲男さん(静岡大学名誉教授・小田原ふるさと大使)の基調講演が行われた。小和田さんは戦国時代史が専門で、NHK大河ドラマの時代考証も担当している。「北条五代100年の繁栄」をテーマに北条早雲の思想が五代に渡って受け継がれ、先駆的な国づくりを生み出した仕組みを解説した。

 第2部では小和田さんと火坂雅志さん(小説「天地人」原作者、「北条五代」連載中)をパネリストに、松平定知さん(元NHKアナウンサー)をコーディネーターに迎え、パネルディスカッションが行われた。

 中では早雲の実像などについて語られた。早雲には「戦国の三梟雄(さんきょうゆう)」の一人とされ悪逆非道なイメージがあるが、実は庶民の税率を下げるなど平定後は優れた領国経営を行っていた。税率を下げた分、商業を行い地方の発達した都市の一つとなった。中国(明)との交易も盛んに行われ活気があったとされる。

 戦国時代、経済・文化が発展していた小田原の魅力や新しい早雲のイメージは大河ドラマになりえる題材であり、そのためには地元の運動で盛り上げることが必要と締めくくった。

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